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極光(オーロラ)
私がオーロラを最初に見たいと思ったのは、いつだったでしょうか・・・たぶん小学生の頃、オーロラの写真を見た時
だったと思います。でも、夢のまた夢のような感じでした。
時は過ぎ、社会人になった頃、さだまさしの「極光(オーロラ)」という歌に出会いました。オーロラの美しさに魅せられた
写真家とその恋人の歌です。美しくも悲しい歌詞に感動し、それが実話に基づいたものである事を知って、背筋がゾクゾクする
ほどの感動を覚えたのでした。オーロラとは、そんなに美しいものなのでしょうか?
南米旅行の時に、大自然に感動し、大自然優先で訪問先を考えると、次の旅先としてオーロラ観賞が良いかな?とは思っていました。
そんな時に、オーロラ鑑賞ツアーの広告が目に入りました。「2012年〜2013年はオーロラの発生率
が高まる」とか、「54年ぶりの大チャンス!」とか、ありました。この文句にやられました。でも、WEB検索してみると
「11年ぶり」と言う情報もありましたけど・・・。54年ぶりはちょっとオーバーなのかもしれませんが、今年の冬は、
チャンスである事は確からしい。これは今年の冬に行くしかないと考え始めました。
オーロラと言うと、北米が先ず頭に浮かんでいたのですが、あれこれ見ているうちに、他の地域もなかなか
良いように思えてきました。
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アラスカ |
フィンランド |
アイスランド |
12月 最低気温 |
−25℃ |
−17℃ |
−4℃ |
オーロラ出現時間 |
午前2時〜午前5時 |
午後9時〜午前0時 |
午後9時〜午前0時 |
オーロラ以外の観光 |
チェナ温泉 極寒体験 (濡れタオル回し等) |
サンタクロース村 |
ブルーラグーン 間欠泉 地球の割れ目 |
極寒体験なんて、しなくて良いよ〜。北欧の方が、暖かそう。さらに、アイスランドといえば、
ブルーラグーン、間欠泉等、見たい所がある国です。
昼間の観光の期待度は、アイスランドが抜きん出ている気がしました。
オーロラの出現時間も、アラスカが深夜から早朝に対して、アイスランドならば午前0時前らしい。
行き先はアイスランド・・・良いじゃない!
オーロラの写真を撮りたいけど、手元にはコンパクトデジカメしかありません。夜景モードがあれば撮影できるという事なので
夜に家の周りで試し撮りをしてみました。明るい星ならば撮影できましたし、夜景も思った以上に綺麗に撮れる事がわかりました。
三脚は、父の古い三脚を借りる事にしました。アイスランドの気温がそれ程低くないので、バッテリーの消耗の心配とか、カメラを
暖かい場所に入れた時の結露の心配とかをする必要がなさそうなのもグッドポイントです。
月齢も考えました。月明かりとオーロラの共演も綺麗だと言う情報もありましたが、オーロラを見るチャンスは
そんなに沢山はありません。あまり明るくないオーロラであっても「とにかく見える事」を主眼に置いて、新月に近い
日程を選びました。
2012年12月13日
熊本を早朝4時に車で出発。福岡→成田→(11時間半)→コペンハーゲンと乗り継いで行きました。
コペンハーゲン空港着陸前に見えた
風景は一面雪景色でした。アイスランドもこんな感じなのかな?とちょっと心配に・・・
【なぞかけ】「コペンハーゲン」とかけまして、「アクション映画のヒーロー」とときます。
そのこころは
←ここをクリックすると、そのこころが表示されます。
雪(勇気)がいっぱいです
コペンハーゲンを出発して約3時間後にレイキャビクに到着。雪は全く積もっていません。
両替方法の裏技「レイキャビクの空港の売店で、少額の買い物を一万円札で支払い、現地通貨(アイスランドクローナ)
のお釣りを手数料をかけずに入手する」を実行してみました。ところが、一万円は金額が大きすぎて受け付けて
くれませんでした。結局(しぶしぶ)千円札を出すと、おつりで現地通貨が手に入りました。
【旅行が終わってからの話ですが、
アイスランドでは、ホテル等でチップの習慣がなく、クレジットカードがどこでも少額でも使えるので、結局、現金でなければダメと言う
事は一度もありませんでした。それでも、現金を持っておくのは安心のためでしょうね】
今回のツアーは添乗員無しでしたので、特に乗り換えには気を使いました。空港の出口近くのバス会社の窓口にVoucher(引換券)
を見せると、そのままバスに乗れと言う事でした。チケットではなく、コピー用紙に印刷したVoucherしかないのは、何となく不安
な気もしましたが、飛行機もEチケットなんだし・・・と思い直しました。
【Voucherを使う時にパスポートの提示が求められる訳ではないので、本当に大丈夫?なんて思ってしまいました。
これも旅行が終わってからの話ですが、現地ツアー、ホテル、すべてVoucherだけでしたが、スムーズに行きました】
空港の建物から一歩でると、どこにバスがあるのか分かりませんでしたが、
人の流れに従って歩いて行くと、それらしきバスが止まっていました。乗務員にVoucherを見せて確認しバスに乗りました。
レイキャビクのバスセンター経由で
ホテルまで送ってくれたので楽でしたね。ホテルに着いたのは、夜の12時少し前でした。
レイキャビク市内からもオーロラが
見えると聞いていたので、ホテルの人に近くにオーロラを見るのに良い場所があるかどうか尋ねました。ところが、市内からオーロラが
見えるのは稀らしく、オーロラツアーに参加する事を勧められました。
天気予報では、明日は晴れですが、それ以降は、あまり天気が良くないようでした。明日、オーロラツアーに行く
しかない・・・と思いました。オーロラツアーが催行されるかどうかは、当日夕方の5時頃に決まるらしく、
申し込みもその頃で良いと言う事。明日、昼間の観光が終わってから申込む事にしました。
【レイキャビク発のツアーは、ホテルのフロントで予約可能で、ホテルまで迎えのバスが来てくれるシステムで大変便利】
部屋に入ってから早速お風呂に・・・でもバスタブがなくてシャワーだけなのが残念。
でも、レイキャビクでは、水道から出てくる温水が、ちょっとイオウのにおいがする温泉水なんです!温泉水のシャワーで、とても気持ち良い!
それから、水道の水は天然水で飲めるし美味しいんです!
12月14日
朝食ブッフェで、アイスランド名物を探したら・・・ありました!瓶にオリーブオイルのようなものが入っていて、横に小さな
カップが置いてありました。LYSIと言う鱈の肝のオイルです。ガイドブックには「おいしさはないがヘルシー」
と書いてありましたので、ほんの少し注いで恐る恐る飲んでみました。なるほど・・・生臭い!
今日は、アイスランドで一番人気があるツアーと言われている、ゴールデンサークルツアーに参加(ホテル発8時)。
観光ツアーは、英語とスウェーデン語でのガイドでした。英語とスウェーデン語の説明が
順番にありました。良く分からない英語の説明があっていて、いつの間にか完璧に分からなくなっていましたので、その時は
スウェーデン語だったのでしょう(^_^;)。
◆ヘトリスヘイジ地熱発電所
ゴールデンサークルの主要三箇所(グトルフォスの滝、ゲイシール、ギャウ)以外は、あまり頭にありませんでした。
この地熱発電所の前で降りて、この建物が最初は何だか分かりませんでした。「まるでミステリーツアーだね」と、
家内と話していました(^_^;)。ここは、世界第二位の規模の地熱発電所。日本製のタービンが使われているらしい。
◆ケリズ火口湖
駐車場の横に短い坂。凍結していて滑らないように注意して登ると下方に凍結した湖面が見えた。風が強くすごく寒い。
◆スカルホルト教会
一見、どこにでもありそうな小さな教会ですが、アイスランドで最初にキリスト教司教座が置かれた教会であり、
1056年から700年にわたって、宗教・文化の中心だったと言う由緒ある教会らしい。
現在の教会は1963年に建て替えられたもの。
この教会に着いたのが11時頃だったのですが、日の出が11時15分頃。日の出後も、太陽の昇り方が遅い。
昇っているというより、横に動いているという感じですね。
◆グトルフォスの滝
バスを降りて直ぐの建物(店とレストラン)の前に来ると、ガイドさんが、建物の前の道を指差して「こちらが滝に行く道」と、
教えてくれました。実は、この瞬間まで、ここで食事をするためにバスが止まったと思っていました。ああ、ミステリーツアー!(^_^;)。
吹き付ける寒い風と岩壁の雪が滝の力強さを増幅しているかのようでした。
◆ゲイシール(間欠泉)
地面のあちこちから湯気が出ている所にバスが止まりました。特に人が多く集まっている場所もありました。何か
ただならぬ動きがあったような気がしてバスの窓の外を見ると、ちょうど今、間欠泉が噴出した所でした。期待がますます大きくなって
バスを降り、人が集まっている所に行くと、間もなく「ジュポッ」と吹き上がりました。吹き上がる前に水面が
盛り上がるのは、とても面白かった。5〜8分間隔位で吹き上がっていましたので、何回か見られたのも良かった。
アイスランドで是非とも見たかった間欠泉でした。観光地は、期待が大きければ、ガッカリする事も多いものですが、
ここは予想に違わず、動きがある興味深い場所でした。時間があれば、まだ見ていたかった・・・。
◆ギャウ
地球の内部から上がってきたマントル対流が、ここの下で左右に分かれて水平に進むために出来た割れ目。
年に2cmずつ割れ目が広がっているそうである。地上でこれが見られるのは、ここと、アフリカ大陸の二箇所だけ。
写真は割れ目に水が溜まっている所。右岸の上に3人の人影が有るのが分かりますか?
左写真の奥は、高い岩壁なのです。この岩壁の前で、西暦930年に世界最初の民主会議「アルシング」が開かれたらしい。
なぜこんな所で会議を?と思ったのですが、岩壁の前で演説すると声が遠くまで届くからだそうです。
この後、この岩壁の上の展望台にバスで行きました。なんと壮大な眺めなのでしょうか!この付近は、シンクヴェトリル国立公園
になっています。下の写真をクリックして、ほぼ180°のパノラマ写真をご覧下さい。
【なぞかけ】「シンクヴェトリル国立公園」とかけまして、「主演女優」とときます。
そのこころは
広いんです(ヒロインです)
15時半には日没。ホテル帰着が17時頃。オーロラツアーを申込む。今日の夕食はピザ(ドミノピザ)を買ってホテルで食べました。
大したものでなくても海外で自分達で調達して食べる食事は、それなりに印象深いものです。
20時30分に、いよいよオーロラツアーに出発です。
どんなオーロラが見えるだろうかという期待と、もし見えなかったらどうしようかという不安が入り混じった気持ちで
バスに揺られて行きました。しばらくしてガイドさんが窓の外を見るように促す声・・・出ていました!!オーロラ!
天に緑色の光の帯が見えました。案外あっさり見る事が出来ました。間もなくバスは、大きな道を外れて停車しました。
暗がりを歩いて、人工の光が少なくて視界が開けた場所に行きました。
見えた後は、何とか写真に撮りたくて、夢中で何枚も写真を撮りました。夜景モードですから、露光時間が長いので、三脚を使って、
手振れ防止のためセルフタイマーを使ってシャッターを切りました。写っているのか、その場では確認できませんでした。
しばらくしたら、オローラは薄くなっていきました。まだ時間が早かったので、もっと人工の光が少ない場所を求めて
バスは出発しました。程なくバスは止まり、再度バスを降りてオーロラを見ます。今度の方がややはっきり見えたような気がしました。
ほどなくオーロラは薄くなってきて、ツアーは終わり。バスの中で何とかオーロラが写っている事を確認しました。
ホテル着は24時頃でした。
これは一番良く撮れていた写真です。他の写真は、パッとしなくて・・・。でも良いんです。肉眼で見えたのですから十分満足しました。
これで安心して日本に帰れます。
数年に一度しか現れない超派手なオーロラ(オーロラ爆発と言うらしい)が見えたら一番良かったのですが、短い旅行期間中にそれを
見るのは僥倖というものでしょう。
オーロラを見る時の服装をどうしようか?とは、旅行を準備している時から悩んだ事でした。アイスランドは、比較的暖かいと言えども、
寒い中、じっと動かずに夜空を眺めていると、寒さが身にこたえるだろうな、と思いました。それでも新たに防寒着を購入する
という事はせずに、持ち合わせの物だけで靴下から、帽子まで、とにかく着込みました。
結局オーロラを見た時の気温は−2℃で、寒さを苦痛に感じることは有りませんでした。
【なぞかけ】「オーロラを見るのには、苦しみも楽しみもある」とかけまして「行き道は楽々」とときます。
そのこころは
オーロラ苦楽(往路楽々)
ここでオーロラ発生の原理を少し・・・。
太陽から吹いてくる太陽風の粒子(イオンと電子)が、地磁気に引かれて地球に到達します。
高速で飛んできた太陽風の電子は、ある確率で、大気中の分子(酸素や窒素)の電子と衝突します。
酸素や窒素分子の電子にエネルギーを与え、電子は外側の軌道を
回るようになります。
この状態(励起状態)は不安定なので、励起状態の電子は元の軌道に戻ります。
その時に、光と言う形でエネルギーが放出されます。軌道間のエネルギー差は、分子に固有
のものですから、オーロラの色は、酸素起因の赤(630.0nm)と緑(557.7nm)、窒素起因の青(427.8nm)
と言うように決まっています。
オーロラの発生には壮大なドラマがあるんですね。大気に激しくぶつかる太陽風。そしてオーロラとして光るその軌跡・・・これって、
印材に切り込んで行く印刀と同じイメージではないですか!今後は、印刀の軌跡のイメージをオーロラに重ねながら篆刻作品を作ってみる
事にしましょう。
12月15日
今日は、朝(9時30分)からブルーラグーンに向けて出発です。地熱発電所の近くを通り、ブルーラグーンに到着。
受付を通って中に入ると、どっちに行くのかな?と迷いました。ここが
男子更衣室で、あそこが女子更衣室で・・・とにかく更衣室で水着に着替えて中に入るしかない・・・
という事で、ここで家内と分かれました。
ロッカーの鍵は、結構ハイテクで、旅行会社からもらった
説明書きを読んでいたのですが実際のロッカーを前にして??と言う感じで、他の人がやっているのを見て、鍵を掛けた次第でした。
後で気づいたのですが、方法を分かりやすく図示したパネルもありました。ロッカー室を出た所に室内の温泉があったので、
そこで家内を待ちました。室内の温泉には、他の男性も入っていて、どうやら、私と同じく奥さんを待っているようでした。
家内が出てきてから、室外に出ると、思い描いていた通りの青白い温泉が広がっていました、外気はやっぱり寒い。
床が冷たいこと!急いでお湯に足を入れると、ホッ・・・。
やはり、広いです。お湯の底は、ほとんど平らで所々に砂のような物もありました。滑るでもなく、歩くのも心地良い。打たせ湯
や、サウナ、名物の白い泥パックも有りました。後は、肩まで浸かったり、あちこち歩いてみたり・・・多くの人が居るのでしょう
けど、広いので混んでいると言う感じは全然ありませんでした。
温泉にゆったりつかりながら、世界地図上の自分のいる場所を
頭に描いていました。そして地図を拡大していって、アイスランドのブルーラグーンに、のん気に
浸かっている自分がGoogle Earthに写っている様を想像していました。遠いから、多分行く事は無いだろう・・・
なんて思っていたアイスランドの、あのブルーラグーンで、今ゆったりしているなんて・・・ああ本当に夢みたい・・・(*´∀`)
温泉から上がり、食事をしてから、レストランの屋上に上がってみました。ブルーラグーンの全体を見渡して、改めてその広さが分かりました。
そして、ブルーラグーンの反対側を見ると、無機質な岩場が一面に広がっていました。このギャップの大きさには、何とも言えないものがあり
ました。
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広〜い ブルーラグーン |
ブルーラグーンの反対側 |
【なぞかけ】「ブルーラグーン」とかけまして、「快晴」とときます。
そのこころは
青い露天(青色天)
帰りは1時間に1本位のバスの中から自由に選択する事になっていて、私達は、14時15分発のバスでホテルに帰りました。
今日ぐらいは、ちゃんとしたレストランで食べようと考え、ガイドブックで
レストランを探しました。ところがそのレストランは、予約でいっぱいでしたので、ホテルのフロントの人が紹介して
くれたレストランに行く事にしました。食事の時間まで
の空き時間に、ホテル近くの海岸沿いにある彫刻を見に行きました。バイキング船をイメージしているこの彫刻は、
背景の海と山がとても良く似合っていました。
今日は土曜日。レイキャビクの繁華街は、
人通りが多くて、歩道を真っ直ぐに歩けないほどでした。日はとっくに沈んでいましたが、まだ17時、小さな子供連れの家族も多く
見ました。狭い車道も車がひっきりなしに通っていました。
レストランで海鮮のコース料理を二人前注文しましたが、二人とも前菜だけでお腹が膨れて、
メインディッシュとデザートを大量に残してしまいました(ああもったいなかった)。
私は、あまり好き嫌いをしない方だと思いますが、海外旅行中に、食事の味に違和感を覚える時があります。
しかし、アイスランドの食事は、サンドイッチとかの軽食から、
レストランのディナーまで、どれもがとても美味しくいただけました。
今日は一日中曇り。昨日オーロラが見えた事の幸運を改めて噛み締めました。
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道の突き当たりに ハットルグリムス教会 |
靴屋のディスプレイ (靴を作る動く人形) |
外壁にネクタイの結び方 |
12月16日
今日は、一日中フリータイムで、レイキャビク市内観光。
日本で申込んだ今回のツアーにレイキャビク・ウェルカムカードと言う
ものがセットされていました。このカードを提示すると、レイキャビク市内の特定の施設やバスが
無料になるというものです。これはいい物が付いているな・・・と思ったのは最初だけでした。ブルーラグーンに
行けば、温水プールにはもう行く気がしないだろう。また、時間がもったいないのでバスは使わないだろう・・・と
考えました。行きたい博物館の入場料を合計しても、このカードの値段にならないのです。
でも、ツアーにセットされているので、これだけ要らないと言う訳にもいかず、利用できる所は使う事にしました。
◆ハットルグリムス教会
9時過ぎに訪れた時、まだ夜明け前のために暗い。教会内部はとてもシンプル。有料の展望台に上ると市街を見渡せる。東の空が
ほの明るくなっていました。
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ハットルグリムス教会 |
教会内部 (正面にパイプオルガン) |
教会の展望台から |
教会正面から伸びているスコゥラヴォルズスティーグル通りを通り抜けるとロイガヴェーグル通りに突き当たります。
これらの通りはショッピング街で、ショーウィンドウを覗きながら、インフォメーションセンターまで散策し、
レイキャビク・ウェルカムカードを入手しました。
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店のディスプレイ |
道の突き当たりに ハットルグリムス教会 |
店のディスプレイ |
◆レイキャビク 871±2
変な名前の博物館。ホテル建設の際、土中に入植当時のヴァイキングの遺跡が見つかり、それがそのまま、その場所で
保存されて、この地下の博物館になっている。ホテルも建設されて、博物館の上がホテルになっているのも面白い。
この遺跡の科学的調査から、ヴァイキングの入植が871±2年と推定されたため、こんな名前になったらしい。
◆チョルトニン湖
白鳥や鴨がウジャウジャいました。湖は凍結するのですが、その一角だけは水鳥のために温泉水を流して氷を
溶かしているそうです。人々がパン等の餌を与えていましたが、その量がすごい!そしてそれに集まってくる水鳥達の数が
半端じゃないない!小さな女の子が、勢い良く寄ってくる鳥達に気圧されて、後ずさりしながら餌をあげていた姿がとても可愛らしかった。
湖の氷の上に乗っている人がいて、氷が割れたらどうするんだろう・・・なんて、遠目に見て心配していましたが、
後では調子に乗って氷の上に乗ってみました(笑)
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湖畔の市庁舎 |
変な彫刻と (どこかで見た気が・・・) |
調子に乗って、氷上に |
レイキャビクの町はどこでもきれいでしたが、湖の周辺は一段ときれいで印象深い風景でした。
◆国立博物館
アイスランドの歴史や文化を紹介する博物館。日用品が年代別に展示されているコーナーとか、昔の(?)チェス室とか、博物館
にしては珍しいコーナーもありました。
◆ペルトラン
レイキャビク市全体に温泉水を供給するための巨大なタンク。レストラン、ショップ、展望台等を併設して観光施設になっている。
レイキャビク市内や海を隔てた山並みの景色がすばらしかった。昼食の温かいスープがとても美味しかった。
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ペルトラン外観 |
ペルトラン展望台から |
◆クリングラン・ショッピングモール
ペルトランから近い・・・と思って、歩き始めたら、車道ばかりで、まともな歩道がない・・・おまけに、道を間違えてとんでもない方向に・・・。
そこからタクシーに乗って、ようやく到着。こんな事なら最初からタクシーに乗れば良かった。
クリングランは、とても大きなショッピングモール。
◆ホフジハウス
小さな建物だが、1986年、アメリカのレーガン大統領と旧ソ連のゴルバチョフ書記長が東西冷戦終結の契機となった歴史的会談を
行った事で有名な場所。今は迎賓館として使われている。
昨日贅沢な食事をしたので、今日は、コンビニで買って済ませようか・・・とも思いましたが、アイスランド最後の夜です。
イタリアンレストランでの食事をしました。ただし、注文は控えめにして・・・。でも大満足の食事でした。アイスランドの
食べ物は、どこでも本当においしかった。
12月17日
今日は、帰国の日。早朝3時半にモーニングコール、4時朝食(いつもより簡単なメニュー)、ホテル発4時35分のバスに乗り空港へ。
朝発の便は多いらしく、空港は混雑していました。
案内板を見ると自動チェックイン機がある場所に行くように表示があった。エッ?Eチケットで自動チェックイン??やった事無いよ!
・・・と言う感じで自動チェックイン機の前でもたもたしていると、係員が来てアシスト・・・と言うよりは、代行してくれました。
8時発の便で、コペンハーゲンへ出発。飛行機の窓から、夜明け前の街明かりを眺めながら、アイスランドとお別れしました。
その時、頭の中で、さだまさしの極光(オーロラ)・・・オーロラ〜♪それはオーロラ〜♪・・・が響いていたのは
言うまでもありません。
【なぞかけ】「神秘的なオーロラ」とかけまして、「曲にピッタリ合わせた行進」とときます。
そのこころは
極光、神秘たり(曲、行進ピタリ)
今回の旅行はオーロラが第一目的でしたが、終わって見ると、オーロラ以外もすばらしく、たとえオーロラが見えな
くても、十分満足できた旅でした。
小さいながらも首都であり、政治的に重要な場所や、文化的香り高い場所が多く、きれいな街並みのレイキャビク。
街を一歩出れば、オーロラ、温泉、間欠泉、地球の割れ目など、不思議や恵みがいっぱいの大自然。
ホテルの細やかで優しいサービス。海外なのに何の違和感も無く美味しい食事。アイスランドは、本当に良い所です。
実質3日間の滞在は短すぎました。でも、また訪れる事はないでしょうね。どうせ海外に行くなら、一度も行った事が無い所
に行きたいです(笑)。
追記・・・2013年3月20日に、こんなニュースが報道されていました。「アイスランドの各地で先の週末にかけて、壮大なオーロラ
が観測された」o(*≧O≦)残念!
2013年4月
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